def 小児科医():

かけだし小児科医が仕事の合間にプログラミングを勉強するブログです。

プログラミングで何をしたいの、という話。

大体「プログラミング、おすすめ言語」とかで検索すると、「何をしたいかによって決めましょう!」みたいな感じで出てきますよね。

 

結局自分はpythonをメインでお勉強中なのですが、何をしたいかと言われるとあんまりまとまっていません。だって趣味だから、、、

 

仕事に生かす、という意味では学会発表、論文作成時の統計とか、あともっと言えば機械学習とかやれればいいんですが、とても長い月日が必要そうです。

どちらかというと仕事に生かすというより、楽して仕事をするためにやれたらいいかな程度に考えています。

 

なので現在作ってるWebアプリも仕事中の計算がだるいから、という理由で作っています。しかし実はHOKUTOというアプリがもう世の中には出ていて、ほとんどの計算はこれで自動計算してくれます。

hokuto.app

 

なのでこれと同じものを作っても劣化版にしかならないので、(今のところは)HOKUTOが対応してないものを作ろうと思いました。

 

んで作ったのがこれ。

http://pediatricprogramming.pythonanywhere.com/polls/

正直コードの部分よりもdjangoGithub+pythonanywhereの諸々の設定の方が難しかった(その辺はグーグル先生とchatGPTに任せた)

今の所完成している(?) のは中心静脈栄養の組成計算と内服薬用量の計算ツールです。

小児科の特徴として子供は体重が軽いので体重あたりの量で内服薬や点滴を計算しなければいけません。また薬によっては”何ヶ月未満は使用禁忌です”みたいなこともあります。

 

例として皆さんよく使う解熱薬のアセトアミノフェン(カロナール)は

基本的には体重あたり5-15mg/kgで使います(実際は大体10mg/kgで使ってる)

そして3ヶ月未満には使えません。

 

これ、電卓(というか暗算で)一瞬で計算できることにはできるんですが、たまに計算ミスって薬局から疑義紹介されてる人がいたりします。

なのでこういうのは機械任せにした方がいいと思うんですよね。というわけで作りました。(中心静脈栄養の組成の話はまたの機会にします)

 

今後はこのWebアプリを改造して機能を増やしたりしていきたいです。

 

 

 

参考文献:

小児薬用量ガイド(はじめに薬の索引が載ってるので調べやすい気がする)