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かけだし小児科医が仕事の合間にプログラミングを勉強するブログです。

2ヶ月勉強して統計検定2級にギリギリ合格した話

 

本日は統計検定2級に合格した話です。

なんかこういう話って盛って話すとPV数稼げそうなので頑張って書きます。

 

 

統計検定2級

www.toukei-kentei.jp

難易度

結論から言うと理系か文系で大きく異なる気がする。

 

HPによると統計検定2級のレベルは大学基礎課程レベル統計学が問われる検定とのこと。大学基礎課程というと1.2年で勉強する内容のようなので、大学で統計学とってた人からすると余裕なのだろう。

 

私は統計学の授業はなかったがなんかの授業でt検定とかχ2乗検定とかが出てきたような記憶がある。しかし当時は試験で出る問題がすでに教えられていて、その回答を丸暗記するという何のしょうもない勉強をしていた。

と言うわけで実質数学は高校以来だが、(一応)理系だったので数列とか積分に耐性ができていて、アレルギー症状は出なかった。文系の方は一度高校数学の教科書を開いてみてアレルギー症状が出ないか負荷試験をお勧めする。数学アレルギーの人は多分苦行。

 

勉強時間

私の場合は効率重視で勉強しつつ後述する全く非効率的な勉強も混ぜていたので、

トータル50時間くらい。全部で2ヶ月かかったが、真面目にやったのは最後の2週間くらいなので、理系の方は1ヶ月以内でもいけそう。というのは働きながらの話なので、時間が取れればもっと早く取れるかも。

 

結果

くっそギリギリである。時間もジャストぐらいで見直す時間はなかった。

 

実際にやった勉強方法と感想

①公式テキストを読む

とりあえず出題範囲の確認も踏まえて公式テキストを読んだ。

合格するだけだったらこれと問題集だけでいけると思われる。

わかりにくいとのレビューが散見されるが、個人的には別に可もなく不可もない印象。

 

②公式問題集を解く

試験前2週間切ったあたりから公式問題集というのがあったので、それをやった。

CBT方式で受けるからCBTのやつだけでいいかと思っていたが、何となく問題数が足りない印象だったのでHPで公開されている2021年度の過去問もやった。

1週といて、わからない問題だけ2週した。ほんとは全体を2週したかったけど時間がなく断念。

 

統計学入門をチラ見する

ネットでの評判が良かったので購入。

まぁわかりやすくはあるのだが、試験範囲と絶妙に噛み合わない部分もあるので問題集を解く際の辞書的に使った。これだけで2級の勉強するのは若干コスパ悪そうなので合格するだけなら公式の本と一緒に使った方が良さげ。

見た目がかっこいいので無意味にバスの中で読んだりした。酔った。

 

番外:ブログを書いてみる(たまに英語)

何となくアウトプットにいいかな、と思ってやってみた。

が、あまりにも非効率的である。

結果的に書いた内容を見直すこともほぼなく、英語のものに関しては自分で書いたのに解読に時間がかかることすらある。(ChatGPTの修正が加わっているため)

英作文能力も別にそこまで上がった気はしない。

普通にノートに書いた方が良い。

が、無意味なことをするのは結構楽しかった。のでまたやりたい。

 

全体の感想

まぁ何というか統計に詳しくない人が勉強してみるにはちょうどいい難易度。

個人的には公式教科書から入ったのは正解だったと思う。いきなり統計学入門から入ったら沼ってた。

無意味なブログ投稿をやめて、問題集をもう1周していればもう少しヒヤヒヤせずに合格できたと思う。

統計検定2級という資格は医師をやる上で役に立つか立たないかで言うと多分役に立たない。

優秀なお医者さんは普通に統計勉強して論文を書こう。

 

あと、資格試験のよくないところだが、合格するのが目的になって、やや詰め込み&暗記気味になった感は否めない。本質的な勉強ができているかは不明。

実合格した後ワイン飲んで寝たら勉強した内容半分くらい忘れた。

 

準1級に向けて

ちょっと休憩したら取りたいけど、SNSを眺めている感じでは相当難しそうである。

少なくとも2級ギリギリのやつが受かる気はしない。

一年後くらいに受けようかな。。。